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解剖学的な下顔面へのアプローチ

2023.04.08

年齢が現れやすいお口もと。

解剖学的には

①上顎骨、下顎骨の萎縮

②上口唇(赤唇)は緋薄化、内側に入り込む

③人中は平坦化

④下唇の下垂(口角が下がる)

⑤白口唇には縦ジワ

⑥オトガイ筋が過剰に収縮(うめぼしじわ)

⑦皮膚軟部組織は弾力性の低下

いま挙げたような、たくさんの原因が入り組んでお一人お一人違うお悩みが生まれてきます。

治療方法としては

①はボリューム補充が必要なのでヒアルロン酸

②、③唇形成としてのヒアルロン酸

④、⑤、⑥ボトックス

が適しています。

今回お話したかったのが⑦

最近よく人中の短縮について相談されます。

①唇のボリュームをヒアルロン酸で整える、

②人中ボトックスによって

口輪筋の収縮と弛緩のバランスをコントロール→

リップフリップ

は今までもご提案してきましたが、当院にはもう一つアプローチ方法があります。

それは、

人中短縮ハイフです

白唇(鼻の下部分)へのアプローチです。

当院のハイフミスト(ハイフシャワー+高周波)は

ハイフにより点でラインを作って(直線状に)熱を加え、

同時に出る高周波によって皮膚表面から皮下脂肪までゆっくりと熱を発生させて

熱だまりを作ることで組織に均一に熱を加えます

それによって白唇部分のコラーゲンに均一に熱が加わり、引き締め効果によって

人中の短縮効果が得られます。

写真の症例はハイフ照射したことにより皮下組織が引き締まり、上口唇が上向きになっているのがお分かりになりますでしょうか?

様々な原因が交絡している加齢性変化。

更に効果を重ねるならば

①人中ボトックス+人中ハイフ

①に加えてヒアルロン酸で唇のボリュームを調整

唇のヒアルロン酸は若い方向けだけの治療ではありません!加齢変化にアプローチする1つの手段ですニコニコ

アートメイクによる唇の色味を足すのもアンチエイジング😆

ナチュラルアンチエイジング。

バランスよくアプローチしたいですね!

Art Lounge Clinic
10:00-19:00
東京都港区麻布台1-5-9 55-1 麻布台2階

六本木一丁目駅より徒歩5分

中野陽子 院長
@dr.yoko_alc
℡03-5544-8648